偕楽園でバーチャル梅見

偕楽園と弘道館で開催される「水戸の梅まつり」
今年は2月13日(日)~3月21日(日)だそうです。

先走って行ってきました!

先走り過ぎて、梅はまだほとんど咲いていませんでした😂

早咲きの梅がほんの少しだけ…


こういう時は想像力を働かせて、
バーチャルで梅見(花見)をします。

そもそも月刊の旅雑誌の取材だと、
旬の1ヶ月前くらいに現地に行くんですよね。

まだ桜が全然咲いてなくても「花見の取材」をします。
ちっとも紅葉していなくても「紅葉の取材」をします。

雑誌が出た後に、花見や紅葉のピークが来るんで、
取材の段階では旬を味わえません。


花見や紅葉の特集で掲載する写真は、前年のものを使うのが一般的です。

なので、バーチャル花見…「おそらく満開の時期には、このようになるのであろうと脳内で想像して花見を楽しむ」…のが、私の中ではわりと普通です😂

今回、もう少し咲いていることを期待していましたが、
今年の冬は寒いのかなー、95%くらいバーチャル梅見でした。

でも、確実に春は近づいてきていますよね!

偕楽園と言えば徳川斉昭(烈公)でございます。
烈公と言えば好文亭でございます。

立地から建築意匠に至るまで、烈公が自ら定めたという
いわば「こだわりの保養施設」とでも言いましょうか。

文人墨客を招いて歌を詠んだりしたそうですが、
細部にまで貫かれた美意識を感じます。風流で洒脱。やはり殿様はこうでないと。


【楽寿楼からの眺め】



千波湖を望む眺望は見事です。
風通しが良すぎて寒いんですが(笑)
夏はサイコーでしょう。

こんな場所で満月を眺めてみたいと思いました。






楽寿楼は天井から丸窓に至るまで、
凝りに凝ったデザイン
です。

遠近法?
現実以上に奥行きが感じられる空間です。








【太鼓橋廊下と船底天井】


中央部が弧を描いて盛り上がっています。
太鼓橋みたいな廊下に船底天井。

実用性を優先しない造りが素敵です。

向こうから来る人が映画のワンシーンのように、
ドラマチックに見えます。






梅まつりが始まったら、かなり混雑すると思いますが、
偕楽園に来たら、ぜひ好文亭を鑑賞してみてください。

さすが37人も子供を作る殿様(烈公)は、
何から何まで図抜けています( ´∀`)bグッ!

今回は弘道館まで行けなかったんですが、梅まつりは弘道館でも開催されます。
それにしても烈公は、梅がお好きだったんですね…♥

帰り道、筑波山方面の残照が美しかったです(^o^)














里山風景が堪能できました。

茨城は観光的に、かなりポテンシャルが高いところだと思います!
今後も茨城の魅力を発掘するぞー😍

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